もし、猫を保護したら...

もしも、こんな状況に遭遇したら...あなたならどうしますか??

道を歩いていたら、どこからか仔猫の鳴き声が聞こえてくる。
探してみると、箱の中には目も開いていない仔猫が・・・

仔猫が1匹だけぽつんといる・・・
仔猫だけで何時間もいるのか、弱っているようだ・・・

自宅の車庫や敷地内に、いつの間にか野良猫が仔猫を産んでしまった・・・など。

色々な状況があると思いますが、どれも尊い命が消えかかっている状況です。
「保護しよう」と、思ったけど・・・どうしたらいいのかわからない・・・

今回はこんなときのために、保護してからのお世話の仕方をまとめてみたいと思います。

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★目が開いていない仔猫を保護した場合
(生後約0日~約10日ごろ)


まず一番にして頂きたいことは保温です!!

仔猫は体温調節がまだうまくできません。
なので、体温が下がってしまうと命を落としてしまいます。

生まれてすぐは、母猫がつきっきりで仔猫のそばにいて温めますので大丈夫なのですが、
母猫がいない状態は、死を意味しているのと変わりありません。

●タオルや毛布を入れた、適当な大きさの箱に入れてあげてください。
(濡れていたりする場合はよく拭いて)

●ペット用のヒーター(電気あんか)をタオルに包んで箱に入れてあげてください。
(直接仔猫に触れないように)

●ヒーターがない場合は、ペットボトルにお湯を入れた物で代用できます。
その場合は必ずタオルに包み、火傷をしないように少し離れたところに入れてあげてください。
(寒いと自分で近づいていきます)

●冷え切ってしまっている仔猫には、ドライヤーの温風を当てて。
温めてあげることも有効ですが、やけどにはご注意を!!

出掛け先で見つけて、すぐ家につかない・・・そんな時は自動販売機などで売っているホットドリンクでも代用できます。


そして、少し落ち着いてきたらミルクを与えましょう!!

●ミルクは猫用の粉ミルクがペットショップ、ホームセンター(置いていないところもありますので、事前に連絡して聞いてみることをオススメします)で購入できます。

●人間の赤ちゃんに与えるのとほぼ変わりません。お湯でミルクを溶かし、人肌より少し高めの温度で与えてください。
(詳しい分量や与える量などは、粉ミルクのパッケージに記載されていますので、よく読んでその子にあった量を与えてください)

●よく仔猫に牛乳を与える方がいらっしゃいますが、仔猫に牛乳はオススメできません。
牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)を分解できないため、下痢を起こしてしまいます。

もし、すぐに猫用ミルクが買いに行けないときは、牛乳にひと工夫して与えましょう。
弱火で沸騰しないように温めて、卵黄1個・砂糖小さじ4杯を加えて、よく混ぜ合わせたものを緊急代用品として与え、猫用ミルクが手に入る状態の場合は、すぐにミルクに切り替えてください。

下痢は仔猫の生死に関わりますのでしっかりと観察してあげることが大切です。


●飲ませ方ですが、動物用の哺乳瓶が粉ミルクを売っているところには置いてあると思います。
それを使うことが1番与え易いと思います。シリンジ(針のついていない注射器)やうまく飲めない子にはコットンに染みこませて与えるのもよいかと思います。
(コットンがちぎれることのないように細心の注意が必要です)

仰向けで飲ませると、気管に入ってしまい炎症を起こしてしまうことがあるため、お腹が下向き、前のめりや縦姿勢で飲ませてください。


ミルクを飲み終わったら排泄をさせてあげましょう。

●コットンやティッシュをぬるま湯で濡らして、お尻を『トントン』として刺激して排泄を促してあげましょう。

●ミルクしか飲んでいないため、便は2、3日出ない場合がありますが、あまりに出ない場合は動物病院に相談してください。

●下痢をしている際は早めに受診してください。命に関わります。

●自然と排泄しているときもあり、濡れてしまっている時がありますので、濡れているところは拭いてあげて、タオルなども替えてあげてください。



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★目が開き、歯が生えている仔猫を保護した場合
(生後18日ころから)


●保温については、上記の方法と変わりませんが、段々と動きが活発になってきている時期ですので、外に出てしまわないように気をつけてください。簡易ケージなど、クリアケースなどを利用すると便利だと思います。

●食事については、生後約15日ほどで離乳食の切り替えを進めていい時期だと思いますので、市販の猫用離乳食をあげてみるのもいいですし、仔猫用のドライフードをミルクやお湯などで、ふやかして与えるのもいいと思います。
食い付きが悪い場合は無理せず、ミルクを与えていいです。

●排泄については、まだまだ自分ではできませんので、手伝って上げなくてはなりません。
生後20日前後になってくると、段々と自分で排泄できるようになってきます。
自分で排泄する様子が見られてきたら、ケージの中におしっこシートや猫砂を置いてあげると、そこで排泄するようになります。

猫砂については、紙砂やおからの砂をオススメします。
(おから砂を食べてしまう子もいますが、おからでできているため食べても支障はありませんが、お腹の中で膨れてしまうので、注意が必要です。)

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★大人猫を保護した場合★
(生後12ヶ月~)

●食事については、市販されている猫用のドライフード、ウェットフードを与えてください。
あとは、新鮮な水を与えてください。
(注意:総合栄養食と記載されているものを与えてください。間食・猫スナックと記載されているものだけでは、充分な栄養を摂取できません。あくまでも、おやつとして与えてください。)

●排泄については、猫用トイレに猫砂を入れてあげてください。
野良猫ですと、最初は失敗してしまうこともあるかと思いますが、そのうちに慣れてくるとちゃんとトイレでできるようになると思います。

●落ち着かせるためには、ケージがある方はケージに大きい布(シーツなど)をかけてあげ、大きな音はさけてください。
できれば、その子だけを隔離できるお部屋があると1番いいのかと思います。

●他にできることは、きっと過酷な野良生活を送ってきた猫ちゃんです。
愛情を持って、撫でたり話しかけたりしていくうちに、きっと心を開いてくれますので無理強いはせずに、その子のペースで接してあげることが大切だと思います。

落ち着いてきましたら、動物病院に受信して、ノミ・ダニ・お腹に虫がいないか検査してもらうことをおすすめします。
もし、他に飼育している猫ちゃんがいる場合は、移ってしまう可能性があるため、保護してすぐに受診された方が良いと思います。

小雪とマルコ


★しっぽのなかま上越がお手伝いできること

ブログ、Facebookやtwitterでの里親募集の拡散、譲渡会での里親探しをお手伝いさせて頂きます。

当団体ではシェルターを持っていませんので、預かりをして頂けるボランティアさんが預かってお世話をしています。
常に預かりボランティアさんは不足してしまっている状態です。

ボランティアさんの手が空いていて、預かれることになりますと、最初に検便・ノミ・ダニのチェック等でかかりました医療費を保護主さんに負担して頂くことになります。

団体は里親決定までの一時的な預かりになります。
フード・砂代として、1日50円頂いております。
このことを承諾していただくことが預かりの条件になりますので、ご了承ください。

去勢・避妊手術が必要になった場合、県・市の補助金(予算がなくなり次第終了)を使うことで、通常よりも安く手術を受けることができます。

他にも、富山県で活動をされている「猫の不妊手術推進の会」さんを利用しますと、通常の約3分の1の料金で手術を受けることができます。

■猫の不妊手術推進の会(ブログ)
http://blog.goo.ne.jp/neko-inu-toyama

■猫の不妊手術推進の会(facebook)
https://www.facebook.com/neko.toyama/

皆様のご協力とご理解があって、私たちの活動が成り立っています。
どうぞ、これからも活動へのご協力、ご理解のほどよろしくお願い致しますm(_ _)m


尊い命が消えかかっている状態を見つけたら、あなたはどうしますか?
躊躇してしまうかもしれません・・・
でも、どうか目の前の尊い命から目を逸らさずに助けてあげてほしいのです・・・


よろしくお願い致します。




次の記事に、育にゃんグッズの紹介をしたいと思いますヽ(´▽`)/
こんなものがあったら、便利!!と、いうものを紹介したいと思います!!
ぜひ、ご覧下さいm(_ _)m




by sayaka.f
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